介護職員初任者研修を取得された医療相談員

私は医療相談員として、患者さんの病歴・ADL【日常生活動作】等をお伺いし、他の医療機関から転院される患者さんのご家族からの相談業務を行っております。
仕事をさせて頂いてから早くも１年８ヶ月が経ちましたが、業務を覚えることに必死でした。その業務の中で、近隣病院の医療ソーシャルワーカーの方や、ケアマネージャーの方と接する機会が多いのですが、患者さんの状態を伺っても、専門用語が多く、理解するのに時間がかかってしまい、今までの自分では相談者の方に寄り添った相談業務が、出来ていないのではと考えることがありました。
今回、資格支援制度を知り、ぜひ介護職員初任者研修を受けたいと考えました。研修を受けることにより、今まで以上の知識が身に付き、コミュニケーション能力を養うことで患者さんやご家族に信頼される相談員になりたいと思ったからです。
資格支援制度を利用し、週に1日という余裕がある日程で、じっくりと勉強することができました。私にとっては、久しぶりの勉強会で、机の上での勉強もそうですが、実技もあり、実際に患者さんの立場になってみて感じることができました。
資格を取る際には10日間の特別有給休暇の付与、受講費用の補助など、資格取得を目指す私にとってはとてもうれしい制度で、感謝しております。
今回資格取得をしたことで、相談者の方への適切な提案をしていきたいと今まで以上に考えるようになりました。これからも相談者の方々の立場に寄り添い、地域医療に役立つことが出来たらと思います。