この度、2021年8月より、医療法人社団　寿光会　栗源病院　病院長に就任致しました。

栗源病院は、香取市の南西、ちょうど成田空港と小江戸佐原の中間に位置し、どちらからも車で25分位の距離にある入院病床165床の療養型病院です。

香取市の基幹産業は農業ですが、農産物の産出額は県内トップクラスを誇り、特に栗源地区は北総台地のほぼ中央にあることから昔からサツマイモの生産で有名であり、通勤の道すがら特産の紅小町（ベニコマチ）の看板をよく見かけます。

周囲を林や田畑で囲まれ豊かな自然環境の中にある栗源病院は、2001年、65床で開院しましたが、2015年に増築増床し、現在、A2病棟60床、B2病棟54床、B3病棟51床の計165床で患者様を受け入れています。

当院の役割は、急性期の治療を終えられた患者様あるいは何らかの理由により治療を受けずに療養が必要となられた患者様をお受けすることです。当院でゆっくりと心と体を癒して頂ければと思います。主治医を中心に看護師、看護補助者、リハビリテーション技師、薬剤師、管理栄養士などが職種連携して患者様の症状を軽減し安楽な生活を送って頂けるよう努めています。

特に療養型病院における看護の力は重要であり、当院の看護師はきめ細かく患者様を見守り丁寧で的確なケアを提供し、その実績は当院の新規褥瘡発生率0%の数字に現れています。

リハビリテーションの適応がある場合、医師の指示により、リハビリテーション技師が患者様毎に適したメニューでリハビリテーションを提供し、ADLの維持向上に努めています。

入院のご希望、ご依頼につきましては当院医療相談員にご連絡頂ければ丁寧に対応致します。

外来は、内科、皮膚科、整形外科の他にリハビリテーション科と住民健診（特定健診含む）や職場健診も行っています。昨今は新型コロナウイルスワクチン接種も実施していますのでお気軽にお申し込み下さい。

外来患者様はご高齢の方が多く、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの慢性疾患、各種皮膚科疾患や腰痛・関節痛などのリハビリ適応の方が大半を占めます。外来検査は、単純X線検査、単純CT検査、心電図検査を実施しています。

外来受診は、軽症あるいは病態の安定した患者様はお受けできますのでご受診、ご紹介頂ければと思います。

今後も地域の患者様を大切にし、地域医療機関、急性期病院・慢性期病院、看護・介護関係機関、老健等並びに行政と連携して地域医療に貢献して行く所存ですので宜しくお願い申し上げます。

院長　多部田 弘士
2021年8月1日

医師　桂　行孝（内科、リハビリテーション科外来、B3病棟主治医）

当院における入院・外来・訪問などでの医療を通じて、地域の皆様に少しでも貢献できるよう尽力していきたいと考えておりますので、何卒よろしくお願いいたします。

医師　山本　泰（内科、リハビリテーション科外来、A２病棟主治医）

病院という特質を持ちながらも家庭での生活に近づくことができるよう、生活の質（QOL）の向上に努め、患者様中心の医療を提供していきたいと存じます。

皮膚科外来担当医　母里 珠美

湿疹、皮膚炎、にきび、いぼ、タコ、水虫、巻き爪、ケロイドなど、皮膚科一般の治療を行っています。
患者様のお話に耳を傾け、一人ひとりに適切な治療をするよう心がけています。
皮膚についてのお悩みはお気軽にご相談ください。

外来医師　望月 香織

食道、胃、腸、肝、胆、脾臓などの消化器の疾患をはじめ、高血圧、高脂血症、糖尿病、気管支喘息、肺気腫などの一般内科全般を担当させて頂いております。その他の疾患に関するお悩みにも出来る限り柔軟に対応して参りますのでお気軽にご相談ください。